「マンション大規模修繕プランナー」とは

大規模修繕は、多くのマンションが管理会社に委託したり、コンサルタントに依頼します。コンサルタントのすべてではありませんが、悪質なコンサルタントも少なからずいます。
管理会社は日常管理業務は行いますが、大規模修繕の専門家ではありません。この講座は、大規模修繕のプロフェッショナルの育成プログラムです。

大事な住まいという資産を守るために、国土交通省はマンションの修繕と改修のマニュアルを策定しています。
大規模修繕プランナーは、国土交通省のマンションの修繕と改修のマニュアルに基づいて、大規模修繕計画を作成し、実施のアドバイスを行います。

マンションや集合住宅の大規模修繕計画を立案し、適切な工事内容やスケジュール、費用を計画する専門家の資格です。この資格を持つプランナーは、建物の劣化や老朽化に対処するための修繕工事を効果的に計画し、マンション管理組合やオーナーに対して的確なアドバイスを提供します。

具体的な役割としては、以下のような業務が可能となります

■建物の点検と評価
建物の現状を点検し、劣化や損傷の程度を評価します。

■修繕計画の立案
劣化箇所や必要な工事内容を整理し、修繕計画を立案します。これには工事内容やスケジュール、予算の詳細が含まれます。

■費用試算と予算計画
修繕工事に必要な費用を試算し、適切な予算計画を立てます。オーナーや管理組合の予算に合った計画を提案します。

■オーナーや住民への説明
修繕計画や工事内容について、オーナーや住民にわかりやすく説明し、理解を得る役割を果たします。

マンション大規模修繕プランナーは、建物の価値を維持し、住民の安心・快適な生活を支える重要な存在です。建物の健全な管理と長寿命化を促進するために欠かせない資格です。